薬物療法だけでは完治しないか、あるいは反復するうつ状態の人の中でカウンセリングが有効な場合があります。それはつぎのような場合です。
 

1. その人の生き方に無理があるためうつを反復しやすくなっている。
2. 自分がうつになってしまったことにショックを受け、それまでの自己イメージが崩れ人生に対して自信を失ってしまっている。

 
また、抗うつ剤があまり効かない軽うつ状態の人は、慢性的な自己不全感、自己評価の低さ、無力感などにとらわれています。カウンセリングを通じてこの卑小な自己像から解放されれば、抑うつからも解放されると思います。